肌の摩擦 敏感肌

皮膚科医も警笛を鳴らす「肌の摩擦」による悲惨なトラブル

お肌のお手入れでは肌を擦ることはNGとされているのは有名ですよね。洗顔の時はもちろん、タオルで顔を拭く時などの場面で皮膚に摩擦を与えると、敏感肌は悪化することが指摘されています。

 

これ、「摩擦っていっても撫でたりマッサージする程度のレベルだから問題ないんじゃないの?」って思いますよね。確かに日常の一幕で肌を擦る程度でトラブルになってしまうほど、私達のお肌は弱くありません。

 

問題なのは、お風呂上りなどの場面で肌が水分を含んで膨潤している状態のお肌を擦ること。膨潤したお肌に摩擦を加えると角質層の一番外側にある表皮の細胞どうしが剥がれてしまい、表皮がめくれてしまいます。

 

この時一見すると、肌にツヤが出たりしっとりとした感じがするので、垢が落ちて綺麗になったと思いがちですが、皮膚科医の意見によると、実際には肌のバリア機能として働いていた表皮を削ってしまっているに過ぎないので、過度のレベルになってしまうと、皮膚にある神経が表出してしまい痒みや敏感肌の原因となってしまうのだそうです。

 

こうした肌の摩擦は朝の洗顔や入浴時に多いのですが、「私は肌を擦るようなことしてないわよ」と仰る方も実は油断できないレベルで摩擦が起きていると言われています。

 

洗顔時に肌と手が接触してませんか?

 

洗顔の時は石鹸を良く泡立ててから肌に乗せてから落とす・・・、これは基本中の基本ですよね。でも、泡を乗せた後に顔を撫でるようにして全体に伸ばしてませんか?実は入浴中の洗顔は、顔を撫でる程度の弱さでも、肌の表面を摩擦したことになってしまうのだそうです。

 

さらに、泡を洗い流す時はもっと注意が必要だそうです。この時も石鹸のぬめりを落とすために手と顔の肌が密着した状態になってしまい接触面での摩擦が起こるのだそうです。

 

私も皮膚科医に言われた時は、「その程度で乾燥しやすくなったり、刺激に負けやすくなったりするの?」って思ったんですが、皮膚科に乾燥肌や敏感肌で診察を受けに来た方の入浴スタイルをヒアリングしてみると、無意識のレベルでも肌を擦っているケースが多いのだそうです。

 

次に重要なのは濡れた顔を拭くときですね。硬いタオルではなくて柔らかい素材のお役立ちアイテムで、摩擦を防ぐことができるんです。きっとあなたもスーパーで見たことがあるはずです。

 

顔を拭く時にも要注意!お奨めアイテムはあのキッチン用品

 

洗顔後や入浴後に顔を拭く時も、硬いタオルでは刺激になってダメ!乾燥肌や敏感肌の方がそんな拭き方が習慣になってしまうと、さらにトラブルが悪化します。

 

こんな時に役立つのがスーパーで安く販売されているキッチンペーパー。これを、3枚ほど重ねて濡れた顔にそっと当ててみる。すると、タオルのような刺激もなくす〜っと顔についた水分だけがキッチンペーパーに吸い取られていきます。当然顔には摩擦なんてなしですから、負担になることはありませんね。

 

良かったら、キッチンペーパーを1セットスーパーで購入しておいてくださいね。

 

お次は化粧水や美容液を塗る時の摩擦ですね。ここまで説明すれば、どこが問題になっているかは予想できますよね。そうです。塗るときの摩擦。

 

この時も皮膚科医に教わった肌に摩擦を与えない塗り方があるので紹介しますね。

 

肌を擦らずに化粧水や美容液を塗る簡単な方法

 

これは実に簡単です。
多分、「美容マスクを使えばいいんじゃない?」と言う方がいますがそうではありません。美容マスクはとある理由で個人的にお奨めではないし、保湿作用は意外に低い。

 

そうではなくて、化粧水や美容液を塗る時には手のひら全体に伸ばした後で、顔全体にそっと優しく押し当てる。これだけです。使っている化粧水や美容液に質の高いセラミドなどの高保湿成分がしっかりと含まれていれば、塗る必要はなく数回軽く押し当てる程度でいいのだそうです。

 

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